例えば、〈指導可能性〉(指導しやすい選手かどうか)などを「メンテナンス・スキル」、一方、変わることがないと思われる特質を「クリティカル・スキル」と呼んでいます。
その他、態度に関する特質としては、〈リーダーシップ〉などが挙げられ、具体的な質問例としては、『チームミーティングや戦略ミーティングでは、あまり役に立つような意見がないので発言しない・・・a.そのとおりである b.そういうところもある c.そうではない』などが挙げられます。
同じ質問でも、人によってその重要度は異なります。
例えば、いまの質問は、バスケットボールでは、センターよりもポイントガードの選手にとってより重要な質問だと考えられます。
また個人競技と団体競技を比較した場合、団体競技のスポーツ選手にとってより重要な質問だと考えられます。
また〈指導可能性〉は、選手がコーチやキャプテンなどに対しどれだけ尊敬の念を払っているかを測るもので、『コーチに批判されると、教えてくれてありがたいという気持ちより怒り、苛立ちを感じる・・・a.時々ある b.たまにしかない c.まずない』などといった質問が考えられます。マシスによると、また〈信頼〉は、特にチームスポーツにとって重要な特質で、『チームメートの間で起こっていることで自分が知らないこともあると思う・・・a.時々ある b.たまにしかない c.まずない、あったとしても極めて稀』といった質問が考えられます。
つまり、チームメートをどれだけ信頼することができるのか、その程度を測るための質問なのです。
例えば、バスケットボールやホッケーでいうと、いつも自分でシュートするタイプの選手か、あるいはチームメートにパスすることのできる選手かをこの質問で測ることができるのです。