子どもの教育について 4
たとえばキャッチボールひとつにしても、父親と子どもとのコミュニケーションのしかたは、母親にはつとまらないケースが多いのです。
それなのに、キャッチボールを子どもとしたがらない父親をもった子どもは、母親からの一方的な過保護と過干渉の犠牲になることが十分考えられます。
よほど女性が男性的で理性的でないかぎり、この宿命はなかなか避けられないといえるでしょう。
つまり、ピーターパン・シンドロームの男にしないためには、よい意味で父親の影響の強い男の子にすることです。
そういった意味でも、まず父親のなかの父性をめざめさせる必要があるわけです。
そして、この父性をめざめさせるには、母親の子どもをうむ数、というファクターが大きく関係しているような気がするのです。
子どもがふえれば、どうしても母親ひとりの手にはおえなくなります。
そして、母親の手からあぶれた子どもは、愛情を求めて自分から父親のほうへ接近していくようにもなり、父親のほうも、子どもとのスキンシップを重ねることになります。
こうして年とともにだんだんと子どものかわいらしさに気づくようになり、万事がうまく解決するというケースです。
よくよく、「夫という大きな子ども」と言っている奥さんがいますが、こうなのでしょうかね。